10月頃からの症状は、妙にやたら会社で「熱い人」に会うと感動している自分。年末だし。今年を振り返ろうと思って、帰り道とか。シャワーとかで、ぐるぐる考えている訳です。なんなんだ、このキーワード「熱い」は、、、!と。今やってるプロジェクトもすごく関係があるんだけど、こう、自分のアイデンティティを見直すっていうか。そういう流れなプロジェクトで。(出た、identity!)
熱いと、思い出すんですよ、人生の節々で、「熱い」人たちが言ってくれた言葉や姿勢や、態度を。瞬間の感覚が思い出せたり、当時よりも深い意味を持って再訪してくる言葉とか、そういうのは時間を越えた「優しさ」や「格好よさ」を感じて、感謝の念も深まります。
この熱いDNAというのは、たぶん私の人生の様々な場面で培われて来たもので。小学校を振り返っても、やっぱり生徒思いの熱い先生が大好きでした。こう、生徒と仲良くしてくれるような、授業を面白くしてくれようとする、主体的な先生っているじゃないですか。いつも道ばたに咲く花の名前を教えてくれた先生とか。たぬきと呼ばれてからかわれても、辛抱強く優しくかまってくれた先生とか。やたら授業になると厳しかったけど、「こういうことを考えてくれてたんだ」みたいなことが今やっと分かったり。
中学でも、やっぱり熱い先生が好きで!大好きな熱い世界史の先生が言ってくれた言葉は今でも忘れられない言葉が多々。テストの自分で自由に書く欄に、熱くて丁寧な赤ペン返信をくれたり、生徒会でみんなで燃えたあげく、ながーーーいながーーいお手紙をもらったり、とにかく熱く。校則をやぶたって、いいじゃん。楽しく、やりたいこと自主的に、精一杯やろうよみたいな。世界は無敵、その頃のスローガンは「無限大がんばる」(まじで、学校で確か垂れ幕とか作った)
この頃から大分真剣に「熱い」に中毒になってきていますね。ましてや、都立国際高校に入った日には、、、熱い日々はなかった日々を送り続け、まさに「気合いがたりなーい」とか叫びながら(今でも同級生に会ったら叫び合えるような仲で)お祭りやったり、委員会やったり、チアやりかけてみたり、留学してみたり。まさに先生はみんな熱く。自分たちのやりたいことを色々考えて、実際にやってみて、失敗したり、喜んだり、けんかしたり、褒められたり、怒られたり。走り続けた。
大学入っても。「熱い」スクールメートに口説かれ、日本人会仕切ったり。熱いバンドについてまわってツアーしたり、熱く寝ないで雑誌作りに励んだり、いきなり運動会開催してみたり、、。
社会人になってしばらく経ちましたが、熱い人たちに恵まれていると思います。「これがやりたいんだ!」「これが楽しいんだ!」ということを、時には不器用に、時には厳しく、時には道理にかなわないけど。いつも愛情をもって接してくれた同僚や、上司。それは転職しても、以前の上司には思い出す度に感謝が絶えません。
とにかく考えてみると、私の人生「熱い」ことだらけだったんだ!とひらめいた訳です。熱そうな方向に飛び込んで行く、自殺的行為をする生き物のようです。ただなんかその感覚が大好きで、どんどん自分にチャレンジして、できない事ができるような妄想が始まったり、(大体もともとお調子ものの自信家だし)みんなでアイディア話して行くうちに、もっともっと楽しくなってったり、絆ができたり。達成感あったり、生きてる感あったり、すごい感謝の気持ちがわいて来て、「生きてて良かった!」と素直に思える瞬間がこの「熱さ」に通じるものだと、
元彼氏も例外なく。熱かったなー。やっぱり大好きだった人たちは熱かった!特に、褒めてくれた言葉や、行動を奨励してくれた時にもらった言葉とかはよく、よく、覚えています。
ようやくこの27歳の年末になんとなく分かりました。ちょっと今の自分のテンションと、今までやってきたことのパズルのピースがはまったっていうか、なんかすっきりしなかったことがすっきりしたような。
同時に自分で期待値バーをあげているので、調子に乗ってるだけではなく、成果を出さないとかなり寒い訳で、それは恐いですが。(笑)非常にこの熱さのルーツを考えて、心があたたまったと同時に、今まで私の人生に交差してくれた人たちへの感謝、、今の状況におけるあらゆることに感謝の気持ちを深く覚えました。
ポジティブエネルギーで、2010年も突っ走ろう!
昨年は皆様、大変お世話になりました。来年もこんなテンションの高い私を宜しくおねがいします。