Thursday, February 19, 2009

メディアで働いて良かったと思う事

夕飯に、ステーキをbroilしたら、アパートの火災報知器が鳴りました。なんてこった。でも、誰もアパートの住人は出てきませんでした。アメリカらしい。。(火災報知器よくなるので、誰も信じない)

さて。今仕事でヘッジファンド業界について、記事書いてるんですけど。(信じられない?私も信じられません)


あらゆるメディアの記事やレポートを読みますけども、やはりメディアと言うのは都合がいいもんで。現在金融危機の最中、ヘッジファンドは至る所で批判の標的になってますけども。そういう意味で「何が本当に起っているのか」を見極めるのが大変です。

メディアはニュースを作りたい、という意気込みと、作者の思惑に当てはまる引用なりインタビューなりをデッドライン前に必死にとってくるものなので、どこまで物事の神髄をついているのかというのは、疑わしい事があります。

情報発信側に立ってみないと分からないプレッシャー、ニュースが出るまでの色々なフィルターというのは見えにくかったりします。

例えば。「現在ファッションでは、ふわふわのファーが流行っている!」というステートメントをたてたければ、テレビだったらそれに合う映像を撮ってくる。100人に1人しかファーを着てなくても、2日張って、5人くらい着てたら「流行ってる」になる。インタビューも同じ事で、自分の都合のいいコメント言ってくれる人を探すのが先決。

大体、時間もお金もないメディアなので、実際に外に行って、「自分と思ってる事と違った!」というところからアクションをとれるような余裕はない事が多いのです。



と、メディアは100%信じられないと心から思えるようになったことは、メディアで働いて良かった事です。

2 comments:

Anonymous said...

ネットの普及でメディアの内幕が暴露されるになったから、業界人以外にもメディアの欺瞞性が知られるようになったよね。
このブログとか一般人装ってるけど明らかに業界の人だし・・・

saknak said...

yoshio>本当、これからのメディアの役割は特に日本はどんどん変わって行かないと、景気も悪いし大変になるね。でもアメリカと違ってさ。日本のメディア人は、仕事へ対する力の入れ具合はすごいと思うんだけど。力の入れどころが違ったり、ビジネスでお金を稼ぐのがへたくそだなーと思うのだ。