語られないストーリー

今週は、インタビューしに外を出回っているので、久しぶりに外の空気を感じながら仕事しています。ダウンタウンにいたので、東京から初めてNYにきた人の観光がてら、天気も良かったので散歩。NYSEから、川沿い歩いて、会社（World Financial Center)まで戻ったら東京の人ひーひーしてました。そんな遠くないよね！？　ニコの散歩で鍛えられたかな、、。マンハッタンはどこをみてもビルなので、上のような写真しかないですが。マンハッタンです。ダウンタウン。寒そうにみえる？

今日の帰り道、横断歩道を点滅しているときに渡っていたら、横断している人を遮ってタクシーが右折しようとしたんだけど、（NYのタクシーはアグレッシブ）歩行者が怒ってタクシーをとめるジェスチャーをしたのです。仕方なくタクシーが歩行者を優先したのは良かったのですが、そのタクシーの後ろを歩いていた私は、横断歩道を遮っていたタクシーがどくまで待たなきゃ行けないことになり。私が渡り終わりそうな頃に信号は赤に変わってました。

それに気がつかず、信号が変わって交通が流れ出し、車が走り出すじゃないですか。しかも又タクシー。私が見えてるくせに、すごい勢いで走ってくるわけ。むかつく！！私をひくのかと！！！私はもちろん怒りのジェスチャー。しかし、信号が変わって走り出したタクシーは、「なんであいつは赤信号で渡ってるんだ？」くらいに思って、怒る仕草をしたわたしを「どうしようもないNYカー」と思った事でしょう。（NYでは赤信号で渡る人はたくさんいるので）

と、横断歩道を渡りきって、信号が変わって走りだしたタクシーは、１５秒前に横断歩道で起ったことは何も知らなかったんだ。と思うと。なんか映画みたいと思いました。そんな数十秒で、ビューポイントが変われば、それぞれの事情も全く異なり。勘違いが生じ。面白いな〜と。見えてるストーリーと、見えないストーリーの関係。日常にもたくさんあるのでは。