Wednesday, April 6, 2011

Mr. Watson at IBM



今週は忙しくてひぃひぃしています。月曜日は、NYは1時間半ぐらい北上したところにある、IBMのリサーチセンターのHQに行きました。NYにいる日本のコンサルやリサーチャーが集まって勉強会、みたいなのだったのですが、そのうちの一部で、最近有名になったWatson君に会うことができました。日本人ビジターでは初めて見せてもらうということでみんな大興奮。Jeopardy(長寿クイズ番組)を撮影した会場も実際に訪れ、ゲームをやらせてもらったのですが、Watoson頭よさ過ぎ。ワトソン君のすごいところは、人間の自然な会話を解析し、答えを数秒で出すという仕組みです。番組では、いろいろなジャンルの質問が出ますが、Watoson君はなんのその、と答えていき、ビジターぼろ負けでした。笑 会場にいたテクニシャンの人が、スピードを下げてくれたぐらいでした。。

Watsonは、4年間25人のチームで600億ドルを投資して作られました。チェスゲームのようではない、人間の自然な会話を読み取って、解答を出すという機能は今後いろいろな分野で活用されていくとされており(もちろんクイズをやるために作られた訳ではない)今後が楽しみです。ちなみに、クイズ番組に出た時は、作った技術者たちは会場でハラハラしながら後ろで見守っていたそうです。クイズの時は、Watson君もオフラインだったそうですから、機械にためた分の情報しかないため、本当に勝てるかどうか分からなかったそうです。解答に自信がないと、スクリーンの色が青くなったり、間違えると赤くなったり、ただの機械なのに愛着を感じてしまいました。

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