雨の降るニューヨーク

この３日間、雨がしとしと降り続けるニューヨーク。やる気をかなり削がれます。雨の中の取材は、最悪。特に街頭インタビューなんて人がいないし、カメラにはかっぱつけなきゃいけないし、寒いし雨だし、ブツブツ・・・と、不満をもらしているうちに週末になってしまいました。

ニコと散歩していると、本当に普段は話さないような人から話しかけられます。先週の印象に残っている人ベスト３．

３位　ドッグランにいくと、いろんな人がいるんだけど。ムツゴロウさんのように犬をかわいがる人がいて、初めて話してみたら、女だと思ってたらどうやらトランスベスタイだった。それはいいんだけど。「この子は１歳じゃなくて、１０ヶ月か、１１ヶ月よ！！」と自信を持って宣告される。そうなの、ニコ！？


２位　ホームレスすれすれのおばあちゃん。ビニール袋を両手いっぱいに前方から向かってくる。"WHAT A BEAUTIFUL DOG!"と連発。何されるのかと思ったら、「ハムをあげるわ！！！」とはりきっているので、「しょっぱいから一口だけにしてね」と言ったのにもかかわらず、"This dog is a big dog, she needs to eat a lot!"とかいって、大量のハムをくれる。ニコ、かぶりつく。


１位　道端を歩いてたら、アジア系のおじさんが近づいてきて、「グッドッ？グッドッ？」と聞いてくる、意味が分からなくて聞き返してたら、「グッド　ドッグ？」と聞いていたらしい。チャイニーズのおっちゃん、「Does she like cookies?」と聞いてくる。人間のクッキーを与えられたら困ると思って、"Only Dog biscuits"っていったら、コイ来いといって、クリーニング屋の中に連れて行かれる。「そこにビスケットの箱があるから、ビスケットを２個とってニコちゃんにあげなさい！！」と言われる。どうやら相当の犬好きだったらしく、自分のドライクリーニング屋に常に犬用ビスケットをキープしているようだ。



犬と歩いていると、幅広いニューヨーカーに声をかけられる。世代、ジェンダー、国境を超え・・・（笑）そういえば、友人のポメラニアンを飼っている人は、ポメラニアンは絶対黒人に声をかけられると言っていた。どうやら、ゴージャスなファーが彼らを惹きつけるらしい、、（本当！？）