Sunday, January 4, 2009

Grand Turk--ありえない航空ビジネス

さてさて。Grand Turkの帰りは悲惨でした。今までの飛行機旅行で過去最悪の経験。島に滞在していたときから、最近買収合併してサービスが更に最悪になった汚名高き" Turks&Caicos Airline"の話は聞いていたのですが。まさか自分たちにも不運が訪れるとは。もともと、経由としてはGrand Turk--Providenciales--Georgia--New Yorkだったのですが、帰りの日に予定の1時間半前に空港につくと、

スタッフ:「あー、ごめん飛行機1機壊れてて、8人乗りの飛行機1台しかないんだけど、もう8人さっきチェックインしたから、朝の便には乗せてあげられない。」
私:「え?じゃあ次の飛行機いつですか?」
スタッフ:「うーん、分からない」
私:「分からないって。。。」

この会話の時点ですごく嫌な予感がしたのですが。次の飛行機を待ってる間に、他にも乗れなかったローカルの人が、朝の飛行機を逃すって言う事は、次のコネクションたぶん乗れないから、Providencialesで1泊しないとだめになると思うよ、という情報を入手。 ProvidencialesというのはGrand Turkから30分くらい離れたリゾートで、セレブが家を持っているような金持ちリゾート。そこのホテルはNY並に高く、一泊$300~とかなわけです。なので、1泊しなきゃいけないというのは非常にお金がかかる。

私:「もしも乗り継ぎ間に合わなかったら次の飛行機アレンジしてもらえますか?」
スタッフ:「それはできない」

私:「は!?」


とこの後怒り続ける事20分、マネージャーに話すけど話にならん。Providencialsの乗り継ぎが不可能な時間に近づいて来たので、念のために乗り継ぎのDeltaに電話すると、「乗り継げなかったなら新しく$1200のチケットを買ってもらわないと無理ですね〜。あ、あと4日後の月曜日まで座席もないですね」

がーーーーん

ですよ、がーん。

結局Grand Turkのスタッフとやりとりを重ねたあげく、Prov.のマネージャーが泊まるところなど手配してくれるから「大丈夫」と言われ、1時頃の飛行機に乗り次の島へ。ギリギリ予定乗り継ぎ便の30分前について、「良かった〜〜!」と思って急いでカウンターに行くと、

スタッフ:「すみませんがオーバーブッキングしてるので、この便には乗せてあげられないです。」
私:「は!?だってまだ搭乗してるし、チケットもあるんですけど。」
スタッフ:「でももう座席がないんです。」
私:「次の便は?」
スタッフ:「今日はアメリカンの1便もキャンセルになって、スタンバイリストの人も誰も乗れないような状態で、次は月曜日まで空いてません」

この瞬間ぷっちーーんです。ホテル代も、次の乗り換えの飛行機のアレンジもしないと言い張る「Turks & Caicos Airline」1泊$300~のような土地で4泊もしたあげく、新しく$1200のチケットを買うようなお金はどこにもない!!!と怒りまくり。詐欺です、詐欺。大体このエアラインの親会社はDELTAなのですが、DELTAとの連携もゼロ。ありえん。自分たちが飛行機の故障で私たちが予定通りの便に乗れなかったのに、次の便の手配もしてもらえず、新しいチケットを買えなんて、前代未聞です。

他にもそういう人たちがたくさんいて。みんな怒り。グラウンドスタッフの人は何も言えず。マネージャーとかいう人も何も権力なく。交渉のあげく、とりあえず1泊だけ空港近くのモーテルを手配してもらった。「これが私たちのできる限りのことです。かわいそうに思ってるからとってあげた」とかいうのでまたぷっちーん。この時血管10本は切れた。

私は怒ってたので、彼が交渉してくれたのですが、その交渉の成果も出なかった時には私は普通にカウンターに怒鳴りにいきました。怒鳴ってもしょうがないのは分かってますが、カウンターの人たちの「私たちには関係ないし、どうにもできない。会社が悪いし」みたいな態度と、もう交渉の拉致が開かないので、とりあえず怒り爆発させておこうと思い。

すっきりしないまま空港をさりモーテルへ。結局彼と相談してここに何泊もして次いつの便に乗れるか分からないよりは、明日新しくチケットを買って帰ろう、という結論に。DELTAに電話して、チケットを予約すると(月曜日までチケットないはずじゃなかったっけ!?)と思いつつ翌日のチケットが予約できた。んで、明日カウンターでチケット発券してもらってください。といわれる。

とりあえず気分悪いので、金持ちリゾートのくら〜〜いMotelから脱出を試みる。ビーチまでいく気力なんてなく、1/1だったので、ご飯処も全て閉まってる。見つけたチャイニーズでご飯して、優しいMotelのスタッフが、「夜映画にいけば?」とrideをくれました。フィリピーノだったので、私の彼と気が合い。こんな時には人の優しさが染みます。夜はYES MANを見に行ったんだけど、映画館の壁が薄くて、となりのトムクルーズの映画の音がんがん聞こえてくる。。。


翌日、又いや〜な空港に戻ると、カウンターのスタッフにチケットを発券してもらうと思ったら、「そんなことは聞いていない。」でた〜〜〜。もうこの航空会社機能していない、と思った瞬間。もう怒る気力もなく待つ事1時間、なんかよく分からないまま、とりあえず新しいチケットを発券してくれる。「たぶんアトランタで料金を払ってもらうことになります」と言われつつ、とにかく家に帰りたかった私たちはほっ。飛行機に乗ったのでした。アトランタについて飛行機を降りると。。。上のような状態。ゲート開いてないじゃん!!行き詰まる事30分、ようやく誰か来てゲートあけてくれました。この時点でコネクションやばいのに、見事に私関税でつかまる。ビザの書類が不十分といちゃもんつけられ呼び出される。すごい焦って、会社の人とか電話したけど、ここはラッキー時間はロスしたけど、無事にコネクションフライトに乗せてもらえる事に。ていうかもうその時手遅れ。間に合わず。

次のコネクションフライトアレンジしてもらったんだけど、超走ってゲートに行ったにもかかわらず、ちょうどゲートがしまるところで。又カウンターに戻り、次の飛行機が15分後というので、今日最後の便ということで死ぬ気で猛ダッシュ。アトランタ広すぎる。体力のなさを痛感。。。今回は間に合い、乗った飛行機はガラガラ。なんだこりゃ!?

結局訳が分からないんだけど、チケット代は別途払う事もなかったんだけど、こんなに家に帰るのに苦労したことはなかった&2度とDELTAは使わないと心に誓いました。とんでもない年明け、2009年の不運は全部使い果たしたんじゃないかと思ってます。

2 comments:

Anonymous said...

SakNakちゃん、大変な思いをしたね。。
読みながら私も血管切れそうでしたよ、
もうありえない!
私もデルタは出来るだけ避けたい航空会社。。
それにしてもGrand Turkは素敵なところですね~
リゾート地化がまだ進んでいないのも魅力ですね。
今年もSakNakちゃんにとって
良い年でありますように!

saknak said...

Unomin>ひどいでしょー!やっぱデルタは評判悪いんだね。(笑)リゾート化が進んでいないところを選んだので、そういう海に行きたいときはおすすめです。クリスマスの時とか、ファストフードでもいいから開いててくれ、と思ったけど。(笑)ファストフードもありませんでした。Unominも良いお年を!