若いうちからインベスティング

ほんとに、人生は何が起るか分からないもので、私の周りの誰もが私が決して金融へ行くとは思っていなかったでしょう。自分でも思っていなかったです。そしてNYUのクラスでふと気がつくと、「？！私はどうやってこのクラスに来ることになったんだっけ」とか思ったりしつつ、結構最近は金融に面白みを発見しはじめています。

まあ、要は食わず嫌いというようなものだったのか、大人になったとでも言うのでしょうか、（笑）経済が面白く思えます。大体前の仕事をしていて、終盤の方にとても面白いなと思ってよく読んでいたのが経済やビジネス系のウェブサイトとか雑誌だったので、だから金融のどまんなかのNYで業界を垣間みても悪くないかな、と思ってたのは少しあったのですが。

今日はIntro to Marketsのクラス。初心者クラスと思ってとったこのクラスも、結局はやはりサブプライムの根源となった証券化商品の話とかから始まったりして、だからベアスターンズがつぶれたとか言うようなことも話せば、市場のベーシックも話すんですけど、今日は投資の基本を勉強してとても面白かったこと。

投資の基本の一つに、「早くから始めること！」と人生の全てにあてはまるような格言があるのですが、これが実際数字にしてみると面白くって、30年間投資した平均リターンが11.83%なのに対して、30年間投資するけど、そのうちの90日間の一番良かった投資日に投資しないだけで、平均リターンは3.8%にまで下がってしまう。分かりやすく言えば、30年間継続して投資していた方が、タイミングを選んで投資するよりもリターンが良いということ。あくまで計算上ですけどね。

でもこれが面白いなと思ったのは、例えばさ、つき合い始めたばかりの友達がいて「あー、この人あんま好きじゃないかも」というインスタントな印象だけで付き合いを終えてしまうのと、「又遊んでみようかな」くらいの気持ちで長年つき合った結果得られる物も違ってくるんじゃないかという、意味分かる？お金だけじゃなくて、他のことでも「投資」という意味であてはまることではないかと思ったのでした。こういう仕事してるし、2008年が終わる前に投資をしたいなー！その前にお金ためなきゃ。（笑）