草食系男子、みんなに好かれるマニュアル

前回のエントリーにはコメントをたくさんもらいました。どうも。そんで、コメントでご指摘いただいた通り、草食系男子も新単語の１つでした。

草食系男子を聞いて思うにも、（ていうか彼らってそれでもてるんだっけ？）日本のフェミニン化は、ある意味男性がカメレオン的に環境に適応しているのかもしれません。一部、日本女性からの圧迫というか。

それにしても日本は微妙な人間関係が大変だと思います。本屋行っても、「嫌われない上司になるには」とか「ちょい悪おやじはこう着こなす」「上司にも彼氏にも受けの良いワーキングスタイル！！」とかさ。

みんなに好かれなきゃいけない、特に男性への圧迫は年々強くなっているように思います。自業自得な部分もあると思いますが、影には女性からのプレッシャーが家庭でも社会でも多くあるのではないでしょうか。

日本の男性は、特に年上の人は非常に大変だと思います。だって、５０とかになって「草食系男子」にもなれないし。ちょい悪おやじたって、１２時間会社にいるような人が、デパートいっておしゃれスーツかって、ちょっとカッコイイひげ生やすようなセンスはいきなり身に付いたりしないわけで。

娘には臭いといわれ、会社では「○○上司、このあいだセクハラ発言してた〜」とか言われ、奥さんには無視され、居場所ゼロみたいな人多いんじゃ。なんでこんなに男性に威厳や尊敬がなくなったのかね。

色々有ると思いますが。この男女平等、グローバル社会進む中で、ワークライフバランスのとれない生活を送り、家のことを女性に任せたいと言うトラディション、それと逆行する女性の自尊心、家で家事もできないお父さんは尊敬されない時代→お父さんぐれる→会社でも封建制度でストレス→ちかん→社会からの迫害　みたいな。ちょっとエクストリームな例ですけど。そういうの典型的な例に思えます。

アメリカでは離婚も多いですが、男性の生活の面で言えば、日本程ストレス抱えてないなと思うのはやっぱり仕事の面で大きいかなと思います。こっちは仕事はもっと流動性があるので、生涯雇用みたいな概念もないから、みんなそんなに守りにも入らないし、常に「好きな仕事」してるのが当たり前だし、あんまり「我慢」するところも少ないと思います。

最近の池田信夫氏のエントリーにもありますが。日本の雇用規制には、限界がきているのかもしれないです。色々な面で我慢＆どう見られているか気にし過ぎ＆守りに入り過ぎ、なんじゃないですか。なので、新しい発想、リーダーシップ、改革、やる気、とはかけ離れて行くみたいな。

個人的な感覚論ですが。