Friday, May 29, 2009

マスクが送られて来た裏側

ちょっと前に、日本からマスクや体温計、うがい薬セットなどが東京の本社から送られて来た!すごい!なんて書いてましたけど。最初は、駐在員の分しか送られてこなかったようです。私のような、ローカルの社員分にはそんなものが送られてこなかったと。もちろん社長が「みんなの分を送ってください」と言ってくれたらしく、届いたそうですが。非常にがっかりしました。

NYだけではなく、日本企業のローカル社員の扱い方には問題があります。駐在の人と差別がつきすぎ、とか色々ありますけど。こんな国際社会の中で、駐在員ばっか特別扱いしていたら、地域からも企業へ対する愛はなくなるでしょう。メキシコかどっかでインフルエンザが始まった時も、トヨタかどっかが駐在員の人たちは家族と一緒に日本に帰らせてる、みたいなコメントを新聞で読みましたが。

一緒に働いている地元の工場の人はどうするんだよ!?
一緒にがんばろうぜ、みたいなそういうの、ないわけ〜〜〜
こう、いざとなったら偉い人は逃げて行くんだ。

と、そんな印象ですよねローカルからしてみれば。やってる仕事は一緒で、毎日一緒に働いてとくに物とかつくる仕事だったら尚更。何かヤバいとなった時に会社は駐在員しか手当してくれないというのは、もはや時代遅れの考えです。

2 comments:

MAYU said...

さみしいことですね。

グローバル企業といいつつも、視点は「島国日本」のままということでしょうか、、

昔から気になってたのが、日本のニュースで飛行機とかの事故のときに、「幸い、日本人の乗客はいませんでした・・・」ってコメント。

日本人じゃない人たちに対しての配慮がなされてない、ってのも無意識に露呈してる気がしてならない、、、

saknak said...

mayu>同感、私もニュースやってたときに、速攻日本領事館に問い合わせる仕事をしていたので、よくわかる。日本人の消息を確認するのは分かるけど、残りの人は気にしない訳!?というかんじです。