日本で色々聞かれた２項目

今回の旅で、意外に、いろんな人にこのブログ読んでもらっている事が分かり、嬉しかったです。（ていうかみんなたまには反応してよ！笑）まあ、読んでくれている人が分かると駄文ではありますが書きがいあります。

日本に帰って、色々同じようなこと聞かれたので、みんなの質問にお答えするは。

①なんで転職したの？

かれこれ、テレビ制作をはなれ、そろそろ１年半！あっというまです。私が転職した理由は、別にあまりロマンチックではない。一番の条件は、制作の給料じゃNYで暮らしていけない。（普通に最低労働賃金違反しています。）働くのに、ビザが更新できない、プライベートライフゼロ、ということが大きかったです。

１週間に100時間労働というのもまれじゃなかったし、ニュースの時は遠出も無理だったし、携帯は常に携帯、束縛も激しいのに残業代もゼロ、保険もままならず、有給もとりたいときにとれない、てなわけで普通に５年後の自分を想像して、やってけないなという限界が来たからでした。ワーク・プライベートバランスが大事な私の人生にとって、＆こんなに人を大事にしない業界で「しょうがないから」といってずっと働いているのは嫌でした。仕事は楽しかったけどね。周りで家族がぼろぼろの人、プライベート生活まったくない人、疲れている人、不満しか言わない人とかを見ていたら、私はこういう生活嫌だと素直に思ってしまったのです。

金融関係には正直転職するつもりはなかったのですが、NYには金融関係の仕事がやはり一番多かったので、ご縁があったのと、ニュース制作時代にもっと金融を勉強しても悪くないでしょうということで決めたのが今の仕事です。30歳になってからだったら、金融いきたくてもいけないでしょ。今思えば、私が転職した時期は本当にギリギリだった。。NYはまだまだ景気が悪く、４ヶ月ぐらい前に仕事をなくした友人達はまだ失業中といった状態だし、日本より全然不景気を身に感じます。なので、転職できたのは本当に運が良かったと思っている。

今の生活は、ブログ読んでくれてる人は分かると思うけど、仕事は仕事で、プライベートはプライベート、はっきりしているし、時間もあるし、お金にも困っていないし（とりあえずは）色々な意味でバランスがとれて充実していると思います。しかし人間の欲望というのはきりがないもので。（笑）基本の生活に困らず、恵まれているのに、あんなことも、こんなことも、、とか考えてしまう物です。あとは「忙しい」と感じる事がなくなりました。前の仕事が「忙しすぎて」全く、たまに残業が９時までとかなってもなんとも思いません。

②いつ日本に帰ってくるの？

これは、又仕事と非常に深い関係ですが。私がNYにいられるのは、仕事が私のビザをサポートしてくれる限りです。現在のビザだと、私は最高2012年までしかいられないので、あとはアメリカ国籍の人と結婚しなきゃいられません。会社にグリーンカードを申し込んでもらうという方法もありますが、色々な事情が重なりその道を行くのは不可能に近いのと、会社に大金出してもらってまで、数年かけてグリーンカードとりたいと思わないので、それはやる予定ありません。

別にアメリカにいたいというこだわりもそこまでないのですが。生活が楽かなぁ。今回も日本に帰ってすごく楽しくて、戻っても悪くないかなと切実に思いましたが、毎晩遅くまで働く友人達をみていると、こんな社会でサバイバルできるかしら、と不安になります。働くのは大好きだけど、効率の悪い働き方は大嫌い！終電も嫌だし。（笑）大都会で生きるのには体力がいるなーと思いました。NYなんて東京に比べたらsmall cityです。ダイナミックの面では数倍はじけてるけど。本当、東京でサバイバルしている人は尊敬します。逆になんでこんなNYが世界のセンターなんだ（変わってきてはいますが）と思ってしまいます。

まあ、どうしたいか30前にはちゃんと決めないといけないとと思ってるんですが、なるようになるだろうと思っているO型な自分もいたりして、、こればっかりは分かりません！